粉ミルクレビュー:「E赤ちゃん」「はぐくみ」

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目次

はじめに:E赤ちゃんとはぐくみを使っている理由

我が家では、子供に与える粉ミルクは生後1か月目くらいまでは「E赤ちゃん」、2か月目くらいからは「はぐくみ」を使用している。
今のところは今後も「はぐくみ」を使い続ける予定。

「E赤ちゃん」や「はぐくみ」を選んだ理由は、大きく下記の3点。

  1. E赤ちゃんは消化しやすい
  2. 「はぐくみ」は「E赤ちゃん」と栄養成分が同じながら、単価が安い
  3. どちらもエコ楽パックがあり、大量購入&保管に便利

市販の粉ミルクは、厚生労働省によって成分が決められている

実は日本で売っている粉ミルクは、全て厚生労働省によってチェック済みの製品だ。
栄養成分も細かく規定されていて、それをクリアした製品だけが市販されている。
(参考:母乳及び乳児用調製粉乳の成分組成と表示の許可基準

なので、「E赤ちゃん」「はぐくみ」だけでなく「アイクレオ」や「ほほえみ」など他メーカーの粉ミルクを選んでも栄養的には何の問題も無い。

だから僕は粉ミルクを栄養成分では選んでいない。
子供に合うかどうか、値段が安いかどうか、扱いやすいかどうかで選んだ。

「E赤ちゃん」と「はぐくみ」の基本情報

どのメーカーの粉ミルク?

「E赤ちゃん」と「はぐくみ」は、どちらも森永乳業が出している粉ミルクだ。
スーパーやドラッグストア、西松屋など比較的どこでも買える。
僕はいつも楽天でまとめ買いしている。

栄養成分

「E赤ちゃん」「はぐくみ」のどちらも、母乳に近い栄養バランスになっている。
そして、実はどちらも成分はほぼ同じ。(公式ページ

じゃあ何が違うのかというと、「E赤ちゃん」は牛乳タンパク質をペプチドにしていて消化しやすくしている。
つまり胃が未発達の新生児に優しい。

ミルクの作りやすさ

これもどちらも同じ。
写真は左が「E赤ちゃん」、右が「はぐくみ」。
はぐくみの方が少し泡立ちやすいけど、特に問題にはならないレベル。

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「E赤ちゃん」や「はぐくみ」の良い点

E赤ちゃんは消化に良く、新生児に優しい

子供は新生児の時にミルクを飲むのに時間がかかったり、なかなかゲップが出なかったりした。
吐くこともそれなりに多かったので、胃があまり強くないのだと感じた。
最初は「はぐくみ」を与えていたのだけど、「E赤ちゃん」にしたら飲むペースも速くなった。
吐くことも減ったので、確かに胃には優しいのだと思う。

エコらくパックがとても扱いやすい

最初は缶の「はぐくみ」を使っていたのだけど、エコらくパックにしてからはその扱いやすさに感動した。
缶と違ってコンパクトなので、収納にも困らない。
使い終わったあとのゴミも少なくてすむ。

また、缶の場合は微妙に残った粉を取り出すのが大変だったのだけど、エコらくパックはパックを逆さにしてトントンと叩くだけで残りの粉が綺麗に落とせる。
粉が無駄にならなくて良い。

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値段がそこまで高くない

消耗品を安く買うためには、まとめ買いするのが一番効果的だ。
エコらくパックは収納しやすいので、大量に買ってもストックしやすい。
楽天だとまとめ買い時によく10%オフクーポンが発行されているので、それとSPUや買い回りマラソンと併用すると我が家では大体
・E赤ちゃん…約2,500円 / 箱(800g)
・はぐくみ…約1,700円 / 箱(800g)
くらいになる。

「E赤ちゃん」はちょっと高いけど、新生児の時だけだと思えば家計へのダメージは少ない。

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「E赤ちゃん」や「はぐくみ」の悪い点

エコらくパックの交換が面倒

普通の缶だと蓋を開けて終了だけど、エコらくパックは専用容器のパックを取り換える必要がある。
しかもエコらくパックは400gずつのパックになっているので、普通の缶に比べて交換の頻度が高い。
月齢が上がってミルクの量が増えてくると、3~4日に1回交換する必要があり、地味に面倒だ。

800gずつパックしてくれると良いのにと思う一方、400gというコンパクトさのメリットもあるのでここは仕方ないと割り切っている。

「E赤ちゃん」と「はぐくみ」で専用の容器やスプーンが異なる

これもエコらくパックの話。
パックもスプーンもまったく同じはずなのだけど、専用の容器とスプーンはそれぞれ異なる。
公式には、E赤ちゃんはE赤ちゃんの、はぐくみははぐくみのものを使うように書いている。
せっかくパックを取り換えられるようになっているのだから、同じにすれば良いのにとも思う。

ちなみにミルク20mlあたりに必要な粉の量も、どちらも2.6gと同じ。
使いまわしても問題ないはず…

その他:実は「ほほえみ」も併用している

ここまで「E赤ちゃん」「はぐくみ」の話をしていて何だけど、たまに「ほほえみ」も使う。
家ではなく、おでかけ用に缶タイプを使っている。
缶タイプは哺乳瓶に注げばすぐ飲めるので、とても便利だ。
外出先で常に調乳室があるとは限らないので、子供のおでかけバッグに常に1本入れている。

さいごに

栄養成分などの品質が厚生労働省によって管理されているため、個人的にはどの粉ミルクを選んでも特に問題は無いと思う。
粉ミルク選びに正解は無いと思うので、個人的には「どの粉ミルクを与えると子供のためになるか」というよりは「どの粉ミルクだと育児を行いやすいか」という観点で考えるのが良いと思う。

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